暑さ一服 歩行リハビリ再開

 命を脅かす猛暑が、前日の雨で一服した8月9日、左脚の不自由な動きを少しでも良くしようと歩きのリハビリを再開した。

 

 この1年足らずの間に建物の内外で3度転び、そのたびに左膝を傷めた。なかでも一番新しい6月1日の転倒後は、猛暑続きによる外出控えなどもあってずっとリハビリを怠り、たまの遠出では雑踏にもまれてバランスを崩し倒れそうになったり、エスカレーターに乗るタイミングがずれてよろけたりした。

 

 以前の骨折治療後に比べ、意識して左脚を前に投げ出すようにしなければならず、脚のどこかの神経がマヒしたのではないかと思う。当然、健全な右下半身に負担がかかり、歩き始めは尻あたりの筋肉が痛くなる。

 

 今やかかりつけの整形外科医は「とにかく歩くこと」、糖尿病の専門医からは「体重を減らすこと」と強く言われているところに、前日の脳神経外科医からは、「体が重そう。運動してください」とダメを押された。肝心の脳のMRI検査でなんの異常も認められなかった喜びは半分に。

 

 とはいえ、日差しがとても暑く、赤十字病院から武蔵境駅まではためらいなくムーバスコミュニティバス)に乗った。

 

 異なる専門分野の医師3人から共通の課題を突き付けられ、歩行のためのリハビリ自主訓練の再開を決意した。翌日から猛暑が和らぎ、最高気温は33度という予報があったし、実際、当日夕方、近くのスーパーに買い物に出ると、久しぶりに涼しいと感じる風が吹いていた。

 

 買い物から帰り、歩くコースを考えた。さあ、やるぞ、というほどの高ぶりはなく、Tシャツに短パンの普段着に素足でスポーツサンダル履きのいでたちで家を出た。

 

 スケートの初心者よろしく滑り出しはそろりと。いこいの森公園の遊歩道を1周(630メートル)と決めた。セミも地中からはい出てきたのか、合唱のボリュームが大きい。ジョギングする何人もが私を追い抜いていく。

 

 高さ十数センチのれんがの上に不自由な左足から上がり、左足から下りる動作を10回繰り返し、3セットという方法を、周回歩行の始まりと終わりに行った。過去の長期入院時に教わったリハビリの一つだ。

 

 買い物と合わせて、この日の歩数は約7千となった。最近の報道によると、外国では健康維持のために1日1万歩は必要なく、7千歩で十分との知見が出ているそうなので、大いに満足。

 

 それでも汗だくとなり、帰宅後はぬるい風呂にじっくり浸り、遅い夕食をとった。

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 翌10日は最高気温が28度で雨という予報。前日とほぼ同じ時間帯にいこいの森公園へ向かった。暑くはないが、南からのしめっぽい風が強く、大きめの雨粒が混じる。素足にサンダルはやめて靴下を履き、スニーカー履きと足元だけを変え、長傘を持った。

 

 前日と同じプログラムでよいと思ったが、公園遊歩道の歩行を1周増やした。今日は買い物をしておらず、初めての外出になるため、歩数を稼がねば…との思惑。雨交じりの不安定な天候なのに、ジョギングをしている人は7人を数えた。セミ時雨も結構な音量だ。

 

 結局、1周増やしても歩数計は5700。買い回り分の歩行が足りなかった。しかし、帰り道は風に後ろを押されるとよろけるくらい疲れていたから、無理をして歩数を上積みする努力はしないことにする。