東大農場 花見にぎわう

 西東京市緑町1丁目の東大農場で4月7、8の両日、東大大学院生態調和農学機構主催の観桜会が行われた。土・日曜日に場内を一般開放しての観桜会は、昨年は東日本大震災で中止され2年ぶりの開催。好天に恵まれ、トロッコのお披露目もあったことから2日間で家族連れなど約3600人が訪れた。
 ペットを連れて入れなかったり、飲酒、喫煙、バーベキュー、物品販売なども禁止されたりと厳しい規制があり、市民団体などでつくる実行委員会やボランティア団体が運営に協力した。
 今年は栃木県日光市NPO法人足尾歴史館から贈られたトロッコが半世紀ぶりに復活したことが8日の朝日新聞朝刊むさしの版で大きく報じられたこともあり、同日は2千人を超える入場者でにぎわった。
 トロッコは、ふだんは場内の農場博物館とレールでつながる堆肥舎に保管され、博物館の開館日(入館無料、午前10時15分~午後2時15分)である火曜と金曜に野外展示される。
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