県道18号を南へ向かい、いずれも国指定史跡の壬生一里塚、吾妻古墳に立ち寄り、畑作地帯の農道を歩き続けると
下野国分寺跡に。金堂側から南大門側へ通り抜けると、間もなく
天平の丘公園に到着。公園では3月20日から5月6日までロングランの
花まつりが開かれており、土曜日のこの日は栃木のアイドルユニット「とちおとめ25」の歌謡ショーもあってか、野外ステージ前の広場は家族連れなどでいっぱい。
ウオーキングの途中では地元の人の姿をほとんど見なかっただけに驚かされた。
同公園は約11ヘクタールの広さで、東大農場のほぼ半分。それぞれの血をひく盛岡の
石割桜、福島・三春の滝桜、岐阜・本巣の薄墨桜などは咲き終わったが、「関山」など種類によって八重桜が満開。
万葉集にうたわれる草木を植えた万葉植物園、
紫式部と伝えられる墓、古銭をまつる銭成石などを見て回り、午後1時ごろ
国分尼寺跡の芝生で弁当を開いた。1時間余り休憩した後、通称薄墨街道を通り、江戸から22里の小金井一里塚を見てJR
宇都宮線・
小金井駅から帰途に就いた。歩行距離は約10キロ。私の
歩数計は2万2000歩を超えていた。