栃木・下野の天平の丘公園へウオーキング

 西東京市ウオーキング協会の4月例会は21日、栃木県下野市天平の丘公園を目的地に行われ、29人が参加した。午前7時半すぎに保谷駅を出発、池袋駅でJR湘南新宿ライン栗橋駅東武日光線栃木駅東武宇都宮線と乗り継ぎ、壬生駅で下車。ここまで約3時間。
 県道18号を南へ向かい、いずれも国指定史跡の壬生一里塚、吾妻古墳に立ち寄り、畑作地帯の農道を歩き続けると下野国分寺跡に。金堂側から南大門側へ通り抜けると、間もなく天平の丘公園に到着。公園では3月20日から5月6日までロングランの花まつりが開かれており、土曜日のこの日は栃木のアイドルユニット「とちおとめ25」の歌謡ショーもあってか、野外ステージ前の広場は家族連れなどでいっぱい。ウオーキングの途中では地元の人の姿をほとんど見なかっただけに驚かされた。
 同公園は約11ヘクタールの広さで、東大農場のほぼ半分。それぞれの血をひく盛岡の石割桜、福島・三春の滝桜、岐阜・本巣の薄墨桜などは咲き終わったが、「関山」など種類によって八重桜が満開。万葉集にうたわれる草木を植えた万葉植物園、紫式部と伝えられる墓、古銭をまつる銭成石などを見て回り、午後1時ごろ国分尼寺跡の芝生で弁当を開いた。1時間余り休憩した後、通称薄墨街道を通り、江戸から22里の小金井一里塚を見てJR宇都宮線小金井駅から帰途に就いた。歩行距離は約10キロ。私の歩数計は2万2000歩を超えていた。
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