大自然の瞬間とらえた写真展

 自然だけを被写体とする写真愛好家の「ひばりの会」が、5月9日から13日まで清瀬市郷土博物館で写真展「四季写彩」を開いている。
 ひばりの会は西東京、東久留米、東村山などの16人でつくり、泊りがけや日帰りの撮影会を行っている。人間や人工物を入れず、使うカメラもフィルム専用にこだわる。写真展は9回目で、この1年半にとりためた作品からより抜きの62点が出展された。
 関東各地や東北地方をはじめイタリア、タイにも被写体を求め、天、地、水、草木などが織りなし、あるいはまとう季節の色や造形の美しさ、不思議さの瞬間を切り取って見ごたえがある。
 作品指導に当たっている大熊幸夫さん=西東京市=は「作品のレベルが着実にアップしていると多くの方から評価され、うれしい。出展した作品は季節や題材のバランスもとれているので、来場者それぞれに楽しんでいただけるのではないか」と話していた。
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