わかりやすい展示に感心 郷土文化会が歴博見学

イメージ 1  西東京市郷土文化会の7月例会は3日、千葉県佐倉市国立歴史民俗博物館歴博)で行われた=写真左は平城京の南正面に建てられた「羅城門」の復元模型。
 貸し切りバスを使い、田無駅ひばりヶ丘駅近くの2カ所で会員32人が乗り込んだ。新青梅街道から環八などを経て幡ヶ谷から首都高に入り、湾岸道、東関道で歴博まで2時間余り。
 到着してすぐに昼食をとる人と、第1展示室(原始・古代)を見てから昼食にする人に分かれたが、リニューアル中のため公開されていない第4展示室を除き、中世(平安~安土桃山時代)、近世(江戸時代)、近代(明治、大正、昭和初期)、現代(1930年代~70年代)まで、5つの展示室を正味約3時間かけて見て回った。
 歴史資料には複製品が多いものの、非常に精巧にできており、大型の復元模型と併せて視覚的にもわかりやすい。出土品の地域別の違いなどが全国スケールでわかることにも「さすがは国立」との声が聞かれた。歴博リーフレットには「ゆっくりひとまわりで1時間30分~2時間程度」と書かれているが、初めて訪れた歴史愛好家の多くが「館内だけでも時間が足りない」と残念がっていた。
 この日は千葉県八千代市の小学校6年生が学習に訪れていた。
 帰途、新しい東京名所のゲートブリッジに立ち寄る予定だったが風雨が強かったため、バスで通過した。
 1人当たりの費用はバス代、入館料(団体350円)込みで3000円。
(写真下は歴博に向かう郷土文化会の人たち、3~4世紀の銅鏡、平安貴族の衣装、寺子屋変体仮名を教わる児童、大正から昭和にかけての浅草の盛り場、佐倉連隊兵舎の共同部屋)
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