7月7日は国土交通省が定めた「川の日」。七夕伝説の「天の川」のイメージがある、7月は河川愛護月間、季節的に水に親しみやすい、との理由からだそうだ。
東京都の河川整備事業で東伏見小そばの弥生橋左岸は近年、人が川辺に近付けるようなだらかな斜面に造りかえられ、夏草は刈り取られていた。しかし、そこには不法投棄されたブラウン管テレビがあったほか、業者が拾い残した菓子類の袋など小さなごみがあちこちに。橋下にはカップめんの容器などもまとめて捨てられていた。
橋の欄干には「西東京にホタルを!」などの文字を水色で染め抜いたのぼりが立つ。近くに住む姉と弟が、橋の上からごみを拾う人たちを見つめていた。