<続報>傾聴、実技でも学ぶ 居場所づくり講座3回目

イメージ 1  子どもからお年寄りまで、誰もが気軽に立ち寄り過ごせる地域の居場所づくりのための第3回講座(ほっとネットステーション主催)は7月31日、「傾聴について学ぼう」と題して田無総合福祉センターで開かれた。
 講師は傾聴ボランティアグループ「きずな」顧問の山下恭子さん。「思い込みや勝手な幸福観を持たずに素直な気持ちで聴く」「反論、助言などをせずにありのままを受け入れる」などの基本や、相手の問題を自分の問題として考えることなど、ボランティアとしての心がけを話した。
 このあとは、話を聞いてほしい人、それを聴く人、やりとりを記録する人、やりとりを観察する人に分かれてのロールプレイング=写真。
 近所の道路工事の苦情、同居する義母の食事管理、バンド活動の悩みなどそれぞれのテーマで約5分間傾聴を実践し、聴く人の表情や態度、話す人が受けた感想などを発表し合った。
 参加者からは実際の傾聴活動の時間や別居するしゅうとめの愚痴への対応などについて質問があり、山下さんは、活動時間は一般的に30分から1時間が多いこと、身内の傾聴はできるだけ避け、別のボランティアの人に任せるほうが無難と答えていた。
(下の写真は左が講師の山下さん。右は、傾聴を例えれば大事なものを手のひらに乗せて渡し、また大事に返すことと教わる参加者)
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