引率校長、ランニングにうつつ 市教委が厳重注意処分

 西東京市立小学校長が、児童を引率して行った公園で、ヘッドホンステレオを聴きながらランニングに時間を費やしたとして、同市教育委員会から厳重注意処分を受けたことが9月6日の定例市議会で明らかになった。
 小幡勝己氏(西東京市議会公明党)が一般質問で、児童の母親たちからの伝聞情報として事実かとただした。校長は校外授業で児童を引率し、いこいの森公園に行った際、ヘッドホンステレオを聴きながら11周走ったという。
 池澤隆史・教育長職務代理者は、この校長から事情を聞いた結果、「校長として不適切な行動であり、危機管理意識にも欠けるとして処分を決めた」と答弁した。