西東京、小平、東村山、清瀬、東久留米の5市のご当地グルメを集めた初の「たまろくとご当地グルメフェスティバルinくるめ」(実行委主催)が2月17日、東久留米市のまろにえホール(生涯学習センター)と同館前の歩行者天国で行われ、家族連れなどで終日にぎわった。
呼び物の一つ、ご当地グルメ屋台は歩行者天国とした路上に15店が並んだ。西東京市からは豆腐製造業者と喫茶店が出店。昼食の時間帯を過ぎても行列の続く屋台が多く、整理券を出して「お渡しまで1時間」という人気のラーメン店もあった。
ホール1階の市民交流ロビーでは、ご当地特産品マルシェと名付けて20の業者・団体が出店。西東京市と西東京商工会が今年度から始めた「一店逸品」事業で認定された和菓子、かりん糖など6業者が出した持ち帰り商品はすべて午前中で完売した。
湧水の妖精「るるめちゃん」(東久留米)、ブルーベリーの「ぶるべー」(小平)など各市や商工会のキャラクターが大集合するのもメーンイベントの一つ。西東京市のマスコットキャラクター「いこいーな」は、屋台の前で子どもたちと写真に収まるなどPRに忙しかった。
このほか、ごはんやおかずでご当地キャラクターを表現した弁当の写真を見て投票するコンテスト、ご当地ヒーローのショ―と撮影会、元サッカーJリーグ選手のトークショーなど盛りだくさんのプログラムが組まれ、午後3時すぎの閉会式までにぎわいが絶えなかった。(写真下は左から、屋台会場入り口の大きなアーチ、完売した西東京市の「一店逸品」コーナー、屋台前で「いこいーな」が来場者サービス)