おいしさ発見「一店逸品」46件決まる 西東京商工会

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 その店ならではの逸品にお墨付きを出し、わが街・わが店を盛り上げでもらおうと、西東京商工会が今年度から始めた「一店逸品」事業の飲食部門で、46件の認定商品が決まった。
 認定商品は2種類に分けられ、店内で提供されるものが28件、持ち帰り品は18件。店で食べるもののうちラーメン系は自家製練り胡麻(ごま)担担麺(墨花居)、背脂煮干つけ麺(丸め)、ブートジョロキアハバネロワンタン麺(チノス)、一丸中華そば(中華そば一丸)、冷中華そば(磯料理巽)があり、そば・うどん系では会津の裁ちそば(あかべこ家)、鴨汁せいろそば(朝日屋そば店)、天ぷらうどん(辰巳庵本店)、胡麻せいろうどん(辰巳庵ひばりヶ丘店)、肉汁うどん(栄屋うどん店)が選ばれている。
 持ち帰り品は和洋菓子のほか、生ベーコン(カッセル肉の宝や)、ふりかけ納豆(保谷納豆)、手造りはんぺん(大清かまぼこ店)、まんなか(ブレンドコーヒー、百豆)など。
 一店逸品事業は市の産業振興マスタープランに基づき、モノやサービスなど個店独自の「逸品」を求心力として入りたくなる店づくりへとつなげるのが狙いの市の補助事業だ。今回の応募は自薦と消費者の推薦を受けての参加があり、選考委員会で試食などの審査を行い、運営委員会で認定した。消費者の推薦を受けてから応募し認定された商品は11件あった。
 同事業ではロゴマークを全国から募集した結果、新潟県上越市の男性の作品が最優秀賞に選ばれた。店の人と逸品を使う人の笑顔と人差し指を上げて一店を示すデザインという=写真。
 ロゴマークと6件の持ち帰り品は2月17日に東久留米市で開かれた「ご当地グルメフェスティバル」でデビューした。商品はすべて午前中で完売する人気だった。
 認定商品の全部の商品名、店名、住所は西東京商工会のサイトで見ることができる。