一般会計補正予算案など可決 西東京市議会

西東京市定例議会は3月15日の本会議で、2012年度の一般会計補正予算案と国民健康保険、下水道事業、介護保険後期高齢者医療の各特別会計補正予算案、市営住宅条例の一部改正案の議案6件をいずれも原案通り、全会一致で可決した。
 一般会計は約5億1900万円を減額し、総額約673億9100万円となった。
 本会議に先立ち市営住宅条例の一部改正案を審議した建設環境委員会で、桐山ひとみ氏(無所属)は、築50年を超え耐震性などに問題のある泉町と東伏見地区の木造住宅を含む公営住宅について、建て替えの考えがあるのか、今後の方向を丸山浩一市長にただした。市長は「(老朽化した住宅があるという)認識を十分に持ったうえで、今の財政状況を勘案し、公共施設の適正配置計画等の中でなるべく早く判断したい」と答えるのにとどまった。
 18日は企画総務、文教厚生の各委員会が開かれ、関連議案や陳情を審議する。