AED、新年度は全中学校で講習会 西東京市教委

 西東京市教委は3月18日の市議会文教厚生委員会で、新年度に市立中学校全校でAED(自動対外式除細動器)講習を実施することを明らかにした。
 市教委によると、今年度は消防署の協力を得て小学校6校(5年または6年生)、中学校4校(2年または3年生)でAED講習を実施した(同日現在)。新年度はすべての9中学校で3時間の普通救命コースの講習を年間指導計画に組み入れるよう、校長会に要請するという。
 こうした方針や記述の一部に事実誤認があるとして、市内すべての小・中学校でのAED講習実施を求める陳情は賛成少数で不採択となった。
 このほか「子どものいじめ防止条例」を求める陳情は、「国の動向を見守るべき段階」などの理由により継続審査となった。