暫定予算案など可決、閉会 丸山市長初の定例市議会

 丸山浩一市長が就任して初めてとなる2013年度第1回の西東京市議会定例会は3月28日、市一般会計暫定予算案、各特別会計暫定予算案などをいずれも原案通り可決、任期満了に伴う監査委員などの選任に同意するなどして閉会した。
 財政状況が厳しい中で行政課題が山積し、時間的余裕がなかったとして4~6月の3カ月分を計上した一般会計暫定予算は歳入が約69億6200万円、歳出は約168億800万円。歳出は小学校の空調機器整備など一部例外的に政策的経費を計上した。保険料引き上げ含みの国民健康保険特別会計を除く各会計は全会一致の可決。
 条例関係は、予算に先行して保険料を引き上げる内容の国民健康保険条例の一部改正案が賛成多数で可決されたほか改廃、制定合わせて12件が全会一致で可決された。
 寡婦控除を全ての母子家庭に適用させることを求めるなど3件の意見書案も可決。
 昨年2月から実施されている市庁舎駐車場の有料化などについて再考を求める陳情など陳情6件はいずれも不採択となった。
 選任人事は次の各氏に同意した。
▼監査委員 橋本勇(再)▼市、柳泉園組合および多摩六都科学館組合公平委員会委員 三枝修一(新)▼固定資産評価審査委員会委員 今井克治(再)、西道隆(再)、柳原桑子(再)