東大は毎年、桜が見ごろの土・日曜にキャンパスの一部を一般開放している。正門近くの桜はちょうど満開だが、正午になっても気温は8度ほどしかなく、敷物を広げて弁当を食べる家族連れは2組だけ。緑色の腕章を付けて運営に協力するボランティアの人の方が目立った。農場博物館内では石油ストーブがたかれ、見学者たちはほっとした表情で暖を取っていた。
同博物館前では昭和初期に作られたとみられる木製トロッコや稲穂からもみを落とす昔の農具・千歯こきの使い方、縄のない方を見ることができる。
(写真下は左から木製トロッコ、ストーブにあたる人たち)