清瀬カタクリまつり「間に合った」 ミニウオーク

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 西東京市ウオーキング協会の4月ミニウオークは6日、清瀬市のきよせカタクリまつりを中心に約5キロのコースで行われた。
 当初の年間計画では東京・江東区方面への桜見物の予定だったが、桜の開花が例年になく早かったため変更。そこへ、低気圧が台風並みに発達して接近するという予報が出る中、33人が参加した。
 イメージ 2清瀬市内の大きなカタクリ生息地は中里緑地保全地域の3カ所。西武池袋線秋津駅から、要所に立つまつりコース案内版の矢印にしたがって歩き、空堀川に沿う遊歩道わきのA地区、柳瀬川通りから入るB地区、せせらぎ公園の小川沿いから入るC地区の順で見て回った。
 今年のまつり期間は3月30日から4月7日まで。この期間に合わせたかのように花の紅紫色はあせたものが多く、ボランティアの管理員は「そろそろおしまいです」。それでもメンバーたちは凛(りん)とした花を探してカメラを向けていた。
 柳瀬川の桜並木を下流へ向かうと、砂地の川底に黒っぽい魚の群れが頭を上流に向けて並んでいた。カメラを構えた男性が「ウグイの産卵です」と教えてくれた。この時期だけの珍しい光景に出くわす幸運に恵まれたのだった。