<西東京市議会> 古紙持ち去り防止の新作戦「摘発より抑止」

西東京市議会の予算特別委員会は6月14日、今年度の一般会計予算案をめぐる審議を続行した。森信一(改革フォーラム)、藤岡智明(共産党)、桐山ひとみ(無所属)、小峰和美(みんなの党)の各氏が質問した。市側の主な答弁は次の通り。イメージ 1
▼(市のイメージキャラクター「いこいーな」の着ぐるみで購入する「パーツ」について)中に入る人の両腕部分と上着、両足のズボン部分だ。人がスムーズに交代できるようになる。貸し出し先は洗濯しないで返却してよい。
▼(市役所田無庁舎の1階食堂入り口付近にあるイメージ 2障害者支援団体が運営する売店を、食堂の営業休止に伴い売り上げに影響が予想されるため、2階市民相談室と入れ替えできないかという質問に対し)市民相談室を訪れる人のプライバシーを守れるかという問題があり、移転は難しい。
▼(ポイ捨て・路上喫煙防止地区の指定について)今年9月に東伏見駅周辺を指定したい。ひばりヶ丘駅南口は事業所、西武鉄道とともに喫煙所として適切な場所を探したが見当たらない。今後も引き続き検討していく。
▼(市の各種審議会委員の駐車場料金は一般と同じ現行1時間無料だが時間制限のない無料に改めるべきではないかという質問に対し)田無、保谷両庁舎に来客用駐車場はあるが、収容台数が限られており、各課に公共交通機関の利用をお願いしている。ご意見は、予期せぬ事態への対応などと合わせて今後検討したい。
▼(古紙持ち去りのGPS追跡調査について)同種の調査は名古屋市所沢市でも行っている。市の財産である古紙持ち去りの被害額は年間数十万円だ。ただ持ち去り業者を捕まえることが目的ではなく、当市の試みが報道されることにより持ち去りの抑止力になるととらえてほしい。古紙に機器をセットする仕事は、早朝パトロール時に行い、通常の業務の範囲だ。(市側は、機器がレンタルで利用料金は回収業者側が負担すると、すでに答弁している)