このあと氷川神社、東明寺、広済寺、大蓮寺と市街北部の寺社を回り、菓子屋横丁を通り抜けて養寿院、雪塚稲荷に立ち寄り、ゴールの「時の鐘」に着いた。ゴールして間もなく正午を告げる鐘の音が鳴り響くと、多くの人が無人で鐘をつく撞木(しゅもく)を見上げた。
合計約5キロのコースを2時間半かけて歩いた。この日のコースは「妖怪ばなし」のおまけ付き。夜戦で敗れた軍勢の怨霊(おんりょう)が夜盗虫(よとうむし)となって農家に襲来(東明寺)、虐殺されたキツネが火の玉となって現れた白狐のたたり(雪塚稲荷)などの伝説を井上要三会長が紹介した。