サクラ、湧水、水鳥… 国分寺・日立庭園にぎわう

イメージ 1
 日立製作所中央研究所(国分寺市)の春の庭園公開が43日にあり、大池や水鳥、満開のサクラなどを楽しむ人たちでにぎわった。
 
 朝方の雨が上がり、開門の午前10時までに100人余りが行列をつくった。
 
 庭園は春と秋の2回、1日5時間だけ一般公開され、例年7千~8千人が訪れるという。
 
 湿地帯を改造して1958年に完成した大池にはハクチョウやマガモが見られ、周囲の遊歩道脇のヤマザクラソメイヨシノは満開。
 
 がけ下から大池に流れ込む湧水の源流=下の写真左=に「きれいな水ね」と見入ったり、大池を出て野川の源流となる水路=同右=にカメラを向けたりする人も多かった。
 
 この日は雨で土がぬかるんだため池の外周路の一部が立入禁止となり、散策コースは1時間足らずと短くなった。
 
 まだ開花には遠いサクラの御衣黄(ぎょいこう)などのある坂を上った芝生の広場は多くの模擬店が並び、呼び込みに懸命だった。
 
 説明役の社員らによると、サクラの見頃と公開日がぴったりなのは珍しく、「1週間後の従業員、OB社員らの園遊会は見頃が過ぎていそう」と話した。
イメージ 2イメージ 3