西東京市ウォーキング協会が解散 新組織で活動へ 

東京・練馬区の田柄川緑道で春の花を楽しんだミニウオーキング。新組織で活動が復活する


 西東京市ウォーキング協会は3月27日、市内で総会を開き、同協会の解散を正式に決めた後、活動内容や運営方法を変えてウォーキングを楽しむ新組織の発足を決めた。

 

 コロナ禍による長期の活動休止や役員の成り手がいないことから、同協会は昨年役員会で解散の方針を打ち出していた。

 

 総会には会員64人のうち18人が出席し、35人が「委任」と回答した。総会では、まず「解散」を採決し、過半数で可決。協会の会費残高約27万円については、協会の残務処理などの経費を引き去った全額を寄付することとし、寄付する先は旧役員に一任した。

 

 新組織の活動は、高齢者の体力に配慮し、歩く距離や時間を短くしたコース設定とし、原則として月に1回行う。会費は徴収せず、会計業務をなくす。

 

 2024年度は当面、代表(旧会長)が年間計画を作り、初回は5月15日、さいたま市の大宮花の丘農林公苑とした。

 

 新組織の名称は今後に持ち越し、グループ分けや会員間の連絡方法、活動計画の作成などについても、今後の活動を通して会員に負担がかからない方法を模索していくことにした。

 

【訂正】初回の目的地は「さいたま市の大宮花の丘農林公苑」から「東京・港区白金台の目黒自然教育園国立科学博物館附属自然教育園)」に変更となりました。