「西東京市ホームページにおける個人情報漏えいについて」と題したウェブ記事によると、漏えいがあったのは2月1日から公開した「生活協力員(常駐)の募集のお知らせ」のページ。エクセルファイルで添付した申込書の中に、過去の募集に関する個人情報を掲載したシートを残したまま掲載してしまったという。
同日付の広報西東京によると、このお知らせは、シルバーピア(高齢者集合住宅)の生活協力員室に常駐し、入居者の安否確認や病気など緊急時の対応・連絡を行う人を、一定の条件付きで1人募集するもので、申し込み期限は同月15日。担当は高齢者支援課となっている。
この締め切り日の午後に匿名の人から電話で同課に連絡があり、事故が判明した。市は直ちにこのページを修正(その後、削除)するとともに、3人に電話で経過を説明し、謝罪したとしている。
市は(1)ホームページ作成に際しては、常に複数人でチェックすることを徹底する(2)ホームページ掲載の決裁時および検査確認時に添付ファイルの確認を徹底する(3)今回の事故情報を庁内で共有する―との再発防止策をとるとしている。