西東京のシニア情報紙 カラー版を発行へ

 西東京市でシニア向け地域情報紙を発行する市民活動団体「きらっとシニア倶楽部」は5月8日に市役所田無庁舎で開いた総会で、今年度、自己資金で情報紙「きらっと☆シニア」のカラー印刷に取り組むとの活動方針を決めた。
 写真をより重視してビジュアルな紙面作りに挑戦するほか、読者数の増加や新規会員の獲得につなげるねらいがある。
 同紙はA4判4ページで2009年1月に創刊され、現在24号(号外を除く)。モノクロ版で5千部を印刷し、会員たちが公民館や図書館などの公共施設、一部医療機関などに持ち込み、配置してもらっている。
 これまで厚生労働省所管の独立行政法人から助成金を得てカラー印刷したことはあるが、自力でのカラー化は初めて。低価格の印刷通販を利用し、部数も現行の数倍とする見通しだ。今後、月2回の定例会で特集のテーマや発行時期、部数などを具体化していく。