<西東京市議会> 初の本格予算審議が焦点 31日から定例会

 西東京市議会の議会運営委員会は528日、第2回定例会の会期や議事日程などを決めた。
 会期は5月31日から6月25日までの26日間。丸山浩一市長になって初の本格予算(現在は暫定予算)が審議される。この日の議運委で丸山市長が行った議案説明によると、今年度の一般会計予算案の総額は676億200万円。前年度当初予算より8億8500万円増(1.3%増)となっている。初の施政方針と合わせて今議会の大きな焦点となる。
 代表質問・一般質問は6月3日から行われる。発言順序は▽3日=自民党▽4日=公明党▽5日=共産党、改革フォーラム▽6日=みんなの党生活者ネットワーク、無所属(納田さおり氏、桐山ひとみ氏)で、いずれも午前10時から。
 空席が続く教育長、副市長などの選任人事について高根和孝総務部長は「内部調整中であり、追加案件としたい」と市長説明を補足して述べ、定例会最終日での提案を示唆した。
 このほか委員会でのパソコン利用、質問時間の見直し、常任委・特別委のインターネット中継実施、夜間議会の開催など、各会派(無所属を含む)から議会運営をめぐる協議事項の候補項目が出そろい、今後議運委の正副委員長が各会派から説明を聞いたうえで整理し、会期中に素案を作成、提示することになった。