川越・新河岸川沿いを歩く

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 北多摩自然環境連絡会の今年度の活動は5月27日、川越市内の新河岸川と歴史散策で始まった。西東京、東久留米など北多摩5市から18人が参加した。
 川越に詳しいメンバーが企画した約10キロのコース。西武新宿線本川越駅に集合し、市街地のほぼ南端の仙波河岸史跡公園=写真=から新河岸川沿いをさかのぼり、市街地北端の田谷堰(せき)の先の菓子屋横丁付近から蔵造りの街並みに入った。
仙波河岸は明治の初めに造られた、新河岸川の最も上流にあり最も新しい河岸。鉄道の整備などにより昭和の初めには舟運はなくなったが、池のような形で往時をしのばせる史跡公園になっている。ここから先には小さな湧水池と弁財天をまつった祠(ほこら)、貝塚跡など見逃しそうな所に発見の喜びを感じ、わらべ歌「とおりゃんせ」の発祥の地とされる三芳野神社参道、川越城本丸御殿、空堀、木製としては日本最大という鳥居のある氷川神社などにも立ち寄った。