遠州三山や香嵐渓 ちょっと残念 紅葉めぐり(3の2)

イメージ 1 2日目はホテルで朝食をとり、午前8時出発。東海地区随一の紅葉の名所とうたう香嵐渓(愛知県豊田市足助町)に9時半前に着き、予定通り90分間の自由時間が与えられる。(写真は香積寺山門付近から参道を振り返った景色)
 
 事前にもらった「見どころマップ」を手に、添乗員お勧めの通り朱塗りの待月橋を渡り、巴川の左岸を歩く。香嵐渓のモミジは江戸時代初期に香積寺(こうじゃくじ)の住職が植えたのが始まりとされ、現在は約4千本あるという。
 
 第60回もみじまつりの最終日でもあり、人出は多く、香嵐渓広場の猿回しも見物客でにぎわった。しかし、観光パンフレットにある「錦絵のような美しさ」は見当たらず、観光客の多くは撮影スポットを探して歩け歩け。広場の先のつり橋付近や一の谷などにやっと見ごろの数本を見つけ、カメラを向けていた。添乗員も「今年は色づきがよくないようです」とすまなそうに話し、バスは岡崎市の八丁みその蔵へ。
 
屋号はカクキューで社名はずばり「八丁味噌」の見学ガイドさんが、みそを仕込んだ木おけの上にいくつもの石を積み上げた「寝かせ蔵」の中を案内してくれた。大豆だけで作った八丁みそと豆みそと米みそを合わせた「赤だしみそ」のみそ汁の飲み比べもあった。「八丁みそと名乗れるのは岡崎城から西に8丁離れた旧八丁村にある2社だけ」と力説していた。
 
ツアー最後の目的地、小國(おくに)神社(静岡県森町)には午後2時すぎに着いた。1400年余りの歴史があり、大国(だいこく)様をまつり、縁結びのパワースポット―と添乗員の説明を聞いて、約1時間の散策。大鳥居からまっすぐ拝殿に向かい、参道と並行する宮川沿いの「もみじ遊歩道」を戻るが、コースは平坦で単調、約1千本あるというモミジは青葉が多いとあって時間を持て余し気味だった。
 
新東名で帰途に就く。行きの東名よりも富士山を間近に見て午後640分に八王子到着。最後の東村山着は750分だった。(下の写真は小國神社境内の遊歩道と八丁みその蔵)
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