埼玉・加治丘陵を歩く 西東京市民体力づくり教室

イメージ 1 西東京市主催の市民体力づくり教室の一環である加治丘陵ウオーキングは快晴に恵まれた10月20日、約40人が参加して行われた。
 加治丘陵は埼玉県飯能市入間市から東京都青梅市にかけて、関東平野関東山地との境に広がる。この日は西武池袋線仏子(ぶし)駅に集合し、近くの遊園地から桜山展望台=写真=まで尾根道をゆっくり歩いて約50分のコース。3班に分かれ、それぞれに市スポーツ推進委員2人が付いた。
 展望台は標高約180メートルの位置に建てられ、360度のパノラマが売り物。池袋、新宿の高層ビルや狭山丘陵、大山から御岳山などにかけての山並みがかすんで見えたが、東京スカイツリーや富士山は見えず、参加者たちを残念がらせた。
 展望台から途中まで引き返し、木の根や小石に気を付けながら細いハイキングコースを下り、駿河台大学の前に出て、入間川沿いの遊歩道「真善美の小径(こみち)」へ。地元の中学生らが整備し、校訓から名づけられた小径の両側はマンジュシャゲ彼岸花)の自生地でもあるが、時は遅かった。
 川辺からはきれいな水の中に稚魚の群れが見え、カモの家族が泳ぎ回り、飯能大橋に近い川岸ではかつて河床であったことを想像させる砂岩の層の露出が見られるなど山道とは異なる風景が目を楽しませた。
 飯能駅まで予定通り約10キロを3時間15分かけて歩き、同駅で解散した。(下の写真は、左から尾根道の急坂、入間川のミニ岩畳)
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