梅の花が見ごろ 東京・大田区池上梅園

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暖かい日差しの下で花見を楽しむ人たち

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梅園頂上部の見晴台の下に広がる花盛りの木々と池上の市街地

 東京の梅の名所、大田区の池上梅園で3月3日、区の花でもある梅の花が見ごろとなった。公園スタッフによると、2月の寒さで例年よりも10日ほど開花が遅れた。見ごろが続くのは「あと1週間程度ではないか」という。

 

 約1ヘクタールの園地の北側傾斜地に約30種の梅の木が集まっていて、白、紅、ピンクなどの色が入り乱れる。よく見ると、濃い紅色の品種が盛りを過ぎかけている一方で白い花の木はまだ咲き始めと違いはあるが、入り口には全体の開花状況として「6分咲き」の表示があった。

 

 この日の東京は最高気温が15度と春の陽気に恵まれ、平日にもかかわらず家族連れやカップルが次々と訪れた。入り口で検温と手の消毒をした後、遊歩道を上り下りして眼下に花の風景を楽しんだり、スマートフォンやカメラを向けたりしていた。