集合場所の
南武線西
国立駅で土砂降りが小雨になるのを待ち出発。矢川弁財天で、
狛犬(こまいぬ)に代わり対のかたちで鎮座するヘビの像が珍しい。台座から
昭和15年奉納と読めた。
矢川緑地
保全地区に入ると、木道が整備されており、ガマの穂が目立つ湿地を進む=写真。
カルガモの群れが泰然自若と泳ぐ。雑木林を出て住宅街を流れる矢川の川辺に、野菜などを洗う石組みの洗い場があった。清流の証明だ。
くにたち郷土文化館で休憩したあと、江戸時代後期の建築とされるかやぶき入母屋造りの古民家(旧柳沢家住宅)に立ち寄り、
鎌倉時代の城館跡の城山(じょうやま)公園を抜けて
谷保天満宮へ。
天満宮は、池の水が驚くほどきれいな
厳島神社側から入り、
甲州街道に面する大鳥居から出た。多くの人が学問の神様に願いごとをし、座牛をなでた。なぜか境内にニワトリが放し飼いにされているのが印象的だった。