<西東京市議会> 市、12月下旬に「ごみ分別アプリ」提供

 西東京市議会の定例会は122日、一般質問が始まり、自民党西東京市議団の7氏が立った。市は新たなごみ減量対策として、スマートホン向けに市独自の「ごみ分別アプリ」を12月下旬に提供することを明らかにした。浜中義豊(のりかた)氏の質問に答えた。
 丸山浩一市長は、「単身者や若い人の世帯にごみや資源物の出し方、分け方を正しく理解してもらうことが重要だ」との認識を示し、スマホの急速な普及に合わせて西東京市清掃事業協同組合などとごみ分別アプリの開発作業を進めていると述べた。アプリのサービス提供開始は市のホームページで知らせる。
 同種のアプリは横浜市などで好評だが、東京都内の自治体での導入は初めてという。湊宏志みどり環境部長は「開発費は600万円とされるが、市の支出はない」と補足説明した。
 市は古紙の持ち去り対策として都内で初めて全地球測位システム(GPS)を利用した追跡調査を6月から行い、持ち去り抑止に成果を挙げている。近隣市との提携も進み、東村山、小平のほか八王子市、青梅市、足立区でも同じ取り組みがなされているという