お目当てのカエデ園に着くと、すでに葉を落とした木々が多く、落胆の声がもれる。しかし、その奥にメグスリノキの紅葉を見つけ、さらに歩を進めるとカエデ類は紅葉真っ盛り=写真。日差しが透けてひときわ色鮮やかに見えた。正午、植物園の休憩所で昼食。フウの大木が黄色い葉をまとい、とげを出しているように見える球状の実をたくさん付けていた。
昼食後はボーダー花壇から湿地性植物園に入り、いくつかの沼のほとりと渓流広場、記念広場を経て中央橋へ戻る。野草コース北入り口から南入り口に出て記念塔、椿(つばき)園、ふれあい広場を通り、西田沼沿いの小道から南口広場に戻った。日が傾き、入る時に気付かなかった紅葉が美しく見えた。歩いた距離は約10キロ。(下の写真は左からチリマツ、フウ)