西東京のまちづくり 新戦略3テーマ設定 市、議会に説明

西東京市議会は8月21日、全員協議会を開き、市から「都市計画マスタープランの中間見直し」、市教委から「小規模校4校統廃合の検討」について説明を聞いた。
都市計画マスタープランの中間見直しでは、今後10年間で取り組む戦略的テーマとして新たに①徒歩、自転車、バスによる駅アクセス利便性の高いまち②住宅都市として価値の高いまち③多様な安全・安心の確保されたまち―の3つを設定した。
また骨格的な道路となる「都市軸」として、東西は新青梅街道都市計画道路3・3・3号新五日市街道線を、南北については都市計画道路3・4・26号新小金井久留米線を新たに位置づけた。
今後の日程は、9月末をめどに市議会の意見を踏まえて全体構想案と地域別構想案の作成に入り、年内に両構想案がまとめた後、市民からのパブリックコメントを経て今年度内に公表を目指すとした。
都市計画マスタープランは2004年に20年後を目標として策定され、その後の社会情勢の変化などに対応して1213年度の2年間で見直すことになっている。
一方、小規模4校の統廃合問題では、市教委が、15年度に泉小を住吉小に統合する方針を明らかにした。