<西東京市議会>「実費清算」の陳情を趣旨採択

西東京市議会の企画総務委員会は9月6日開かれ、市長提案の市行政財産使用条例の一部改正案と市税条例の一部改正案を全会一致で可決、付託された3件の陳情のうち「出張旅費等を実費精算にする」よう求める陳情を趣旨採択とし、ほか2件は不採択とした。
 実費精算の審査では、職員課長が「職員は運用上、実費精算を行っており、市長も同様の扱いとしている」と述べた。このあと稲垣裕二氏(自民党)が「議会もその認識を持って取り組むところだ」と述べ、いったん休憩。その中で稲垣氏は、会派として趣旨採択としてほしいと他会派委員に打診。結局、異論なく、「現行は定額支給されているが、適宜対応されたい」との付帯意見を付け、趣旨採択とした。