「仙人の家」で高齢者元気講座始まる 西東京・竹中さん夫婦が主催

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 自宅の一部を改装して高齢者などに居場所を提供する西東京市東伏見5、「仙人の家」で9月18日から「楽しい高齢生活を過ごすためのヒント」と題する5回連続の無料講座が始まった。
 竹中秀二さん、ミミさん(愛称)夫妻が同市社会福祉協議会の助成事業に応募して採用された。この種の事業を主催するのは初めて。「高齢者の病気や運動に関する講座は目に付きますが、意外と少ない食事や栄養の話と口腔ケアなど口の話を組み込みたかった」とミミさん。地域包括支援センターや市の協力を得て地元の専門家を講師として確保した。会場のスペースから定員20人で参加者を募ったところ、満杯になった。
 1回目は管理栄養士の吉田朋子さんが「高齢者が栄養について注意することは」と題して話した=写真。吉田さんは「栄養管理に自信があると言う人でもよく聞くと茶わんが大きかったり、パンにクリームが入っていたりしてカロリー過多になっています」。いま食べているものに一品増やすこと、濃い味付けの市販総菜に一手間かけることなど食生活改善のポイントをわかりやすく説明し、参加者は熱心にメモを取りながら聞き入っていた。