ビール工場見学も ウオーキング協会

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西東京市ウオーキング協会の8月例会は24日、府中市内で行われた。
 
今回はJRA東京競馬場サントリー武蔵野ビール工場=写真=を訪れる、社会科見学的な色合いの濃いコース。最高気温が35度の猛暑日には至らなそうという予報のもと、29人が参加した。
 
JR武蔵野線北府中駅から府中街道、桜通り、ケヤキ並木通りを歩き、武蔵の国の守り神をまつり約1900年の持つという大國魂(おおくにたま)神社に詣でた。
 
競馬場へは、場外の北側の道路を遠回りして東門から入った。レースのない日なので入場は無料。とはいえ、スタンドには場外馬券を買って他の競馬場の実況映像を大きなターフビジョンで楽しむ競馬ファンの姿が多く見られ、初めて訪れる女性たちの興味を誘った。コースの下の地下通路をくぐって着いたバラ園はすでに咲き終わり、工事中のため南門へ抜けられないとあってスタンドへ逆戻り。最前列の席に腰をおろし、目の前に大きく広がる緑の芝生に「わぁきれい」など感嘆の声が上がっていた。
 
ビール工場へは競馬場から10分余り。人数が多いため2組に分かれて1時間コースの見学・試飲を行った。ビール作りの重要な素材である二条大麦をかんで味わったり、粉にして固めたホップの香りをかいだりした後、仕込み、発酵、ろ過、缶詰めなど一連の工程を見て回った。試飲は15分間で3杯まで。まずは同社の看板商品ザ・プレミアム・モルツを飲んでもらい、後はろ過していない工場限定のビールなど全3種類から選べる。酒を飲めない人や子どもたちにはソフトドリンクが用意されていた。
 
30分遅れの後発組が戻るのを待ち、昼食場所の郷土の森公園へ。大賀ハスはとうに終わっていたが、ピンクの「美中心」、白色の「蘆山白蓮(ろざんびゃくれん)」がポツリと咲いていた。
 
午後は多摩川左岸かぜのみちから北東方向へ折れ、黒澤明監督の映画「羅生門」のモデルとされる壮大な山門を構える東郷寺に立ち寄って西部多摩川白糸台駅前で解散した。
 
北府中駅白糸台駅は約10キロ、所要時間は約6時間30分。(下の写真は左から、花が終わりかかる「美中心」、東郷寺山門)
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