防災センター棟の空調設備改修 暖房期までに

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 西東京市防災センター・保谷保健福祉総合センター=写真=の空調設備改修工事が近く始まる。12月初めに暖房開始できるようにし、各部屋で温度管理できるようになる。

 61日に開会した第2回定例市議会で、工事請負契約の締結が全会一致で同意された。

 市によると、両センターが入る建物の空調設備は19年が経過し、中央空調方式を支える電気式冷凍機が故障、配管からの漏水も見られ、現在はガス式冷温水発生機だけで冷暖房を行っているという。

 改修工事は1013日から123日まで空調設備の運転を停止し、電気式は11月、ガス式は1月までに機器を入れ替える計画。契約金額は約2億3千万円。

 改修により、各階で温度・湿度を管理できる中央空調方式は、現在の電気・ガス併用から電気に一本化。現在はない各部屋で温度管理できる個別空調方式もガスで実現する。

 乳幼児健康診査時の安全管理などについて納田さおり氏(無所属)が質問したのに対し。市側は所管課と十分調整して市民の安全を最優先するとし、空調停止期間中の寒波には「ストーブを準備する」と答えた。

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 第2回定例市議会は61日招集され、会期を15日までの15日間と決めた。
 
 地方税法などの一部改正で41日施行されたものについて、市税条例と都市計画税条例の一部改正の専決処分を承認。両条例のそれ以外の一部改正案、国の事業の基準改正に伴う放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正案のほか、宅地開発で寄付された土地の市道路線の認定5件、陳情2件をいずれも所定の常任委員会に付託して散会した。

 4日から4日間、一般質問が行われる。