<西東京市議会>田無警察署、農協支店の敷地へ移転の方向

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移転新築が検討されている田無警察署(警視庁のホームページから)

 老朽化した田無警察署(田無町5丁目)を、JA東京みらい田無支店の敷地に移転新築する方向で関係機関が調整に入っていることがわかった。6月9日の本会議で、浜中義豊(のりかた)氏(自民)の一般質問に丸山浩一市長が明らかにした。

 

 市長は同署の建物について、老朽化が著しいうえ、治安情勢の変化により署員数が大幅に増加し、事務スペースが狭くなったことから、「新庁舎の建設が極めて重要な課題になっていると聞いている」と述べた。

 

 そのうえで、警視庁はJA東京みらい田無支店の敷地を移転先の候補地として検討しており、JA側には代替地として東大生体調和農学機構(旧東大農場)が売却する東側の新街区の一部敷地を提案。

 

 市に対しても、用途などの制限にひっかかる地区計画の変更手続きに協力を求められていると明かし、「市民の安全安心のため最大限協力したい」と述べた。

 

 このほか西武池袋線ひばりヶ丘駅南口の交番移転問題については、南口の駅前広場に面した西武鉄道の敷地内で整備が進められることになり、「駅前交番」の体裁が保たれる。年内にも移設される見通しという。