事業系一般ごみ処理手数料 13%上げへ

 西東京市の事業系一般廃棄物の処理手数料が来年1月1日から引き上げられる見通しだ。市議会の建設環境委員会が6月10日、条例の一部改正案を全会一致で可決した。本会議でも可決が確実とみられる。

 

 産業廃棄物以外の一般廃棄物は、市が許可した業者の収集運搬費と中間処理施設の柳泉園(東久留米市)の処分費を合わせて現行1キロにつき52円。改定後は13%増の59円となる。

 

 市の裁量である収集運搬費が旧田無市と旧保谷市の合併以来1キロ14円となっていたものを、原価計算などから21円に見直した。全体としての引き上げは2009年10月以来。

 

 市の試算では、改定による影響は年間で美容室504円、クリニック840円、飲食店1176円の負担増になるとしている。