脳出血 退院はしたけれど 運転許可持ち越し

 脳出血で退院して2週間後の8月10日、武蔵野赤十字病院脳神経外科で受診した。退院時に次の来院日時が予約されており(病院側が決めた)、指定の午後1時にうまく間に合った。

 

 診察の前に採血とCT撮影があったが、CTを待つのに小一時間かかった。途中、外来窓口の職員が申し訳なさそうに来て「救急車が2台入りまして」と釈明した。

 

 今日も猛暑日だから熱中症かな、いや私のように突然脳卒中を発症した人かも、と想像する。新型コロナウイルス感染症の再拡大で、受け入れ病院が見つからないと大きな社会問題になっている折、どんな病気にせよ2台も受け入れた病院は立派、運ばれた患者は運がよい。

 

 さて、CT撮影を終えてから診察室に入るまで、これまたほぼ1時間待ち。それでも出血跡は消えているとの医師の説明に安心する。

 

 そこで「オートバイに乗りたい」と切り出すと、現在の目の見え方や運転の頻度、運転許可の証明書が必要かなどを聞かれた。

 

 「金科玉条的に言うと、運転は駄目。横からの人の飛び出しを認識できない可能性がある」と言いながらも、視野の検査をしてみようと同病院の眼科と連絡を取ってくれた。次の2週間後は眼科と脳外科を受診することになる。

 

 脳出血は、もとはと言えば家の近くの眼科医院で行った視野検査でわかったようなものだが、同じ病院でデータを共有した方が都合がよいそうだから、ここはこの医師の指示に従おう。

 

 バイク運転の可否に気を取られ、4回目のワクチン接種をいつごろしてもよいかを問うのを忘れた。まさか脳出血の後遺症ではないだろうな。