日記
一抹の寂しさを感じさせる今年限りの年賀状 今年もらった年賀状25枚のうち1枚が3等に当たっており、1月19日に郵便局で切手シートを受け取った。 差出人は、30代後半に知り合った同業他社の友人。私と同年配で、彼は緑内障による視力障害が進み、今年で年賀…
三陸の漁業者を支える「海への信仰」が紹介された講座の会場 大人の休日俱楽部趣味の会主催で1月13日、「三陸漁師を支える海の力」と題する講座が東京・千代田区であり、約50人が参加した。 講師は東北大学災害科学国際研究所の川島秀一さん。三陸沿岸の漁…
2023年の三鷹の落語会を締めた柳家さん喬独演会の演目 三鷹の落語会はこの人が今年のトリ。柳家さん喬独演会が12月2日にあり、昼の部に行った。 プログラムの紙を開いてびっくり。小きち、小もん、小平太、さん助と4人もの名前が、さん喬の前に並んでいた…
立川談春の独演会が11月25日、三鷹市公会堂であった。 公会堂のホールはいつもの芸術文化センターの2倍ほど広く、格上の人気落語家に使われる。料金も高い。開演ギリギリに滑り込むと、案の定、約700の客席は埋まっていた。 談春を聴くのは2度目。前回は1…
配役やストーリーなどほとんど予備知識のないままに、映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」を11月24日、練馬区東大泉に見に行った。 シニア料金がいつの間にか1300円になっていたのには一瞬驚いたが、作品に没入でき、ときどき涙ぐまされ、満足した。 神木隆…
国際男性デーの11月19日、朝日新聞社が主催する「健康フェスタ」が東京・丸の内の丸ビルであった。 男性の健康を考える45分間のプログラムが4つあり、そのうちの「『80歳の壁』を前に」に応募して当選した。 「80歳の壁」は精神科医の和田秀樹さんの著作で…
少年時代の夏のひととき。この日も、ばあちゃんが真ん中にいた=油彩、F50 東京都内の知人から公募展の案内状を受け取った。 NPO法人日本芸術家協会が主催する「JAG展」(11月9日~16日)。寡聞にして知らない団体ではあったが、昨年も別の公募展に出品し…
退院前日、最後の夕食。16回の配膳のうち1回だけおかゆを残した 脳に酸素や栄養を運ぶ動脈が、頭蓋骨(ずがいこつ)の下にある硬膜の静脈と直接つながることで、動脈血液が逆流し脳出血や脳梗塞を引き起こす原因になるという「硬膜動静脈瘻(ろう)」。その…
立川志の輔独演会が10月21日、三鷹市公会堂であった。 志の輔は、NHKテレビの「ガッテン!」の司会者として知っていたが、高座を見るのは初めて。テレビでの落ち着きぶりが印象づけられて、吃音(きつおん)で間(ま)をとることが多いのは意外だった。声を…
終演後に張り出された独演会の演目 柳家権太楼独演会が9月24日、三鷹市であった。 入場時に渡されたチラシでは前半、前座、今月真打ちに昇進した柳家福多楼に続いてトリを務める順番になっていたが、福多楼を飛ばして権太楼が「らくだ」を1時間演じた。 落…
三鷹市スポーツと文化財団の新しい映画企画が始まった。名画世界紀行に続くのは「料理が心を結ぶ、映画特集~あたたかな食事風景~」。 その初回、『かもめ食堂』(2006年、荻上直子監督)が9月23日、三鷹市芸術文化センターで上映された。 フィンランドの…
「硬膜動静脈瘻(ろう)」という病名で武蔵野市の武蔵野赤十字病院に検査入院した。 この病気、脳を覆う硬膜を流れる動脈が静脈に直接つながる近道ができ、動脈の血液が脳に行かずに静脈から心臓に戻ったり、静脈から脳へ逆流したりするようだ。 昨年7月の…
芭蕉ゆかりのまち歩きは、「奥の細道」へ出発した同じいおりからスタート 江戸時代の俳人・松尾芭蕉(1644~94)が37歳から住んだ深川(東京都江東区)のまち歩きが7月7日にあった。 新聞社主催のイベントで7人が参加した。深川時代の芭蕉の足跡に絞った…
すり鉢地形の底で新宿・荒木町の栄枯盛衰を見て来た「むちの池」 甲州街道1つ目の宿場町・内藤新宿のジオラマ=新宿歴史博物館 江戸四宿の一つで、甲州街道最初の宿場町「内藤新宿」を歩く催しに6月7日、参加した。 集合場所はJR総武線・中央線千駄ヶ谷駅…
好きな名優が3人そろって出演するのを知り、6月2日のチケットをネット予約していた。タイトルやストーリーは二の次。イッセー尾形、小日向文世、大泉洋という顔ぶれで、面白くない芝居であるはずがない。 この日は東京にも大雨警報が出ていた。地元市議会…
西東京シネマ倶楽部の「市民名画座」は5月27日、「忘れてはいけない記憶」と「Fukushima50(フクシマフィフティー)」を保谷こもれびホールで上映した。 「忘れてはいけない記憶」は、太平洋戦争末期の1945年、米軍の空爆と目撃証言、犠牲になった人々の慰…
洋風の壁面にデザインを凝らした「看板建築」の店舗 東京スカイツリーの下、北十間川を泳ぐこいのぼり 4月25日、JR総武線亀戸駅(江東区)から東京メトロ半蔵門線ほかの押上駅(墨田区)まで約2.5キロを約3時間かけて歩いた。亀戸天神の藤見物(別掲)をメ…
亀戸天神社の境内で咲き誇る藤。背後に東京スカイツリーが入る人気スポットだ 春の花の開花が全国的に早く、東京都江東区の亀戸天神社の藤も見ごろが過ぎているのではないかと心中穏やかではなかったが、杞憂(きゆう)に終わった。 4月25日、新聞社主催の…
不健康の坂を転がり落ちる。そんな言葉が浮かんできたのは、肋骨(ろっこつ)骨折の診療を受けた翌朝だった。 今では習慣になっている起床直後の体重測定で、信じられない数字が出た。昨年夏、脳出血で10日間の入院生活を送り、退院後は80~81キロだったのに…
演劇を見たくなり、4月19日に最前列の席が取れた三鷹のホールに赴いた。劇作家・岸田國士が大正時代に書いた「葉桜」の朗読と、時代を現代に置き換えた2人劇「あたしら葉桜」が連続して演じられた。 舞台は8畳ひと間。登場人物は母と娘、とシンプルな舞台…
2月23日、三鷹で春風亭昇太独演会を楽しんだ。 前半は新作落語の「ストレスの海」と古典の「胴切り」。「ストレスの海」は、夫の健康を思いやり、ストレスを解消してやろうとあれこれ奮闘する妻が夫を海に連れ出し、ボムボートで沖へ出る。そこで夫の運命が…
始皇帝の絶大な権力を示す等身大の兵馬俑が並ぶ会場 日中国交正常化50周年を記念した展覧会「兵馬俑(へいばよう)と古代中国-秦漢文明の遺産-」(東京新聞など主催、2月5日まで)を見に1月30日、東京都台東区の上野の森美術館へ出かけた。 閉幕が迫っ…
脳出血とそれに起因する一時的な視覚異常で先行き不安にさいなまれていた運転免許の更新が1月18日、なんのつまずきもなく終わった。 75歳以上の人に新たに課せられた認知機能検査の結果通知書と高齢者講習の終了証明書、それに先日届いた「更新のお知らせは…
今年の初笑いは1月15日、三鷹で林家たい平独演会。三鷹行きバスのダイヤが12月に改正されたのに気付かず、出発時刻がいつもより10分以上遅くなってヒヤヒヤしたが、日曜日のせいか乗客が少なく、停留所を次々通過。三鷹駅でのバス乗り継ぎも順調にいき、余…
1月14日、保谷こもれびホールで映画「ひろしま」を初めて見た。ワクワクして見に行く類ではなく、人間として見ておいた方がよいという部類の映画だ。新聞販売店がチケットを500円で販売する愛読者サービスを利用した。 上映会を主催する西東京シネマ倶楽部…
1カ月後に、東日本大震災で大きな津波被害を受けた宮城県東松島市を訪ねるバスツアーに参加するため、1月8日、JR武蔵野線新秋津駅のみどりの窓口で仙台往復の乗車券と東北新幹線の特急券を買った。 ツアーは一般財団法人3・11伝承ロード推進機構が企画し…
独立した小社にまつられている天然寺の寿老人 見立寺の水琴窟。地底からの「琴の音」に耳をすます 西東京市主催の小江戸川越七福神めぐりが1月7日にあった。 七福神めぐりは市スポーツ推進委員会が案内や安全対策の実働部隊となり、毎年コースを変えての恒…
2品種を植えたニンジン。全てを収穫後、選別した 農業を知る講座は先週、腐葉土作りのための落ち葉集めが降雨のため中止となり、2週間ぶりの収穫作業が12月20日にあった。 このところ「今季一番の冷え込み」が続く。この日も午前10時の集合時に日陰では霜…
今年の通い納め、柳家さん喬独演会の演目 柳家さん喬独演会が12月17日に三鷹であり、「円熟」という言葉がぴったりの話芸を堪能した。 さん喬の演目は前半が「短命」と「寝床」、後半は「柳田格之進」。 「短命」は、質屋のムコさんが相次いで早死にするのは…
江戸時代築造の原形をよく保ち、国の重要文化財となっている豊島長崎の富士塚 荒々しい山肌を見せる池袋氷川神社の富士塚は豊島区指定の史跡 毎日新聞旅行の「重要文化財の富士塚めぐり」が12月16日にあり、15人が参加した。 最初の富士塚は江古田浅間神社の…