風雨やむ間にホウレンソウ種まき

 9月20日の農業講座は、過去最強クラスの台風14号の動きにヤキモキしながらも、風雨のないのを見て予定通り朝の畑作業を決行。

 

 この日は先生が不在という事情もあり、作業は先週敷いた5穴のマルチシートにホウレンソウ「ミラージュ」の種をまくだけ。

 

 とはいえ、(1)コーヒー飲料の広口の空き瓶を活用し、均一の直径と深さの穴をつくる(2)一つの穴に置く種は3粒(3)指定された畑からなるべく乾いた表土を運び、指先で細かく砕いて種を置いた穴を覆い、手で軽く押さえる――といった手順が必要。

 

 8人で分業体制をとった結果、約20分で作業完了。私は種が置かれた後の土かけを数十カ所やったが、中腰の作業はきつい。蒸し暑さも手伝って、ゴム手袋を外すと手袋の口から汗が滴り落ち、手のひらはふやけていた。

 

 「雨が降らないうちに帰りましょう」と主催者の公民館担当者が9時ごろ早々の切り上げを告げてくれたのはうれしかったが、リーダー格の人に「このツケは来週どっさりありますから」と続けられ、急に疲れを感じたのだった。