7月下旬から始まった西東京市谷戸公民館主催の「農業を知る講座」は9月27日、住吉町の畑でカブ、芽キャベツ、小松菜の種をまき、講座用区画のすべてが12種類の野菜で埋まった。
5つ穴のマルチシートを2列張り、1列は全部がカブ、もう1列は北半分が春菊、南半分が小松菜。南側は並び建つ住宅が日陰を伸ばすため、霜に強い小松菜が選ばれた。
マルチの穴に直径約3センチの穴を浅く掘る。1つの穴に春菊は4粒、他は3粒ずつ置き、薄く土をかぶせ、手で軽く押さえる。
最後に芽キャベツとブロッコリーがほぼ半分ずつ植わるうねの片側に追肥した。
土寄せのくわの使い方にぎこちなさを残す人がいたが、各班とも作業は順調に進み、予定時刻より30分ほど早く終了した。
先生の話では、今年は台風などの気象災害を受けず、どの作物も生育は順調という。