収穫作業が終盤 農業講座

2品種を植えたニンジン。全てを収穫後、選別した

 農業を知る講座は先週、腐葉土作りのための落ち葉集めが降雨のため中止となり、2週間ぶりの収穫作業が12月20日にあった。

 

 このところ「今季一番の冷え込み」が続く。この日も午前10時の集合時に日陰では霜柱が 立ち、ホウレンソウなどの葉の表面は白くなっていた。

 

 野菜の収穫作業は大詰めを迎え、ニンジン、キャベツ、カブは畑に残っているすべてを収穫した。他の作物は、運べる量との見合いから青首大根1本、聖護院大根2個、ホウレンソウ2袋相当。白菜は外側の葉を寄せてひもでゆわき、収穫は次週に持ち越した。

 

 霜が降りた畑での作業は初体験。溶けてぬかるんだ土で滑らないように気を使ったり、根菜類が抜きにくかったりしたこともいい勉強になった。

 

 残さず収穫した作物は大きさにムラがあったため、できるだけ大小が片寄らないように分けた。私の場合、ニンジンは15本、カブは8個あった。

 

「重量野菜」が多く、大きな袋二つに分けた。自転車は前かごしかないので、一つはハンドルに掛けた。サドルに腰を下ろし、こぎ始めたところ、バランスがとれず、すぐふらついた。

 

 命の危険を察知し、押して帰ることに。自転車の重心を体側に寄せ、右手はブレーキレバーに指を掛けて緊張しっぱなし。エンジンのかからない中型バイクを押し歩きしているようで、約15分間の道のりはとても長かった。