丸山市長は予算委の冒頭で発言を求め、前日の保谷七緒美氏(自民党)の職員給与の削減に関する質問に対する答弁を取り消し、再度答弁した。取り消したのは、「(国家公務員並みに引き下げるとする内容の)議案の提出を今定例会では見送る」と踏み込んだ部分と、見送る理由の一部。新たな答弁は、これまでと同様に「東京都等の動向を注視しながら慎重に判断したい」と述べるにとどめた。安斉慎一郎氏(共産党)と桐山ひとみ氏(無所属)が前日、「答弁の重大な変更だ」などとして議事進行の声を出していた。
今年度一般会計予算案は安斉氏、大友禾弘子(かくこ)氏(生活者ネット)、納田さおり氏(無所属)が総括質疑を行った後、賛成多数で可決した。
各予算案は会期最終日の25日の本会議で可決される見通しだ。