<西東京市議会> 空間放射線測定 シルバーに委託

 予算特別委員会は3月19日、前日に引き続き小峰和美氏(みんなの党西東京)と桐山ひとみ(無所属)、大友禾弘子(かくこ)(生活者ネットワーク)、稲垣裕二、浅野高司、保谷七緒美、遠藤源太郎(以上自民党西東京市議団)、小幡勝己(西東京市議会公明党)、保谷清子(共産党西東京市議団)の各氏が新年度予算案について質疑を行った。
 市側の主な答弁は次の通り。
 ▽報酬5年ぶり審議へ 特別職報酬等審議会は平成21年の答申で、市長ら特別職の給料や議員報酬について一定の基準を示し、改定が行われた。(それぞれの給料や報酬に大きくかかわる)部長級職員の給与体系が変わってきており、審議会から意見を聞く時期にきていると考え会議4回分などの費用を計上した。
 ▽いこいーなシールに新ポーズ (市のマスコットキャラクターである)「いこいーな」のシールは現在15種類のポーズがあるが、新年度は5種類増やして合計1万枚を作り、イベントなどで配布する。ノートは今年と同じデザインで5千冊作る。いこいーなは妖精なので年齢はわからない。
 ▽空間放射線測定を委託 現在市職員が行っている空間放射線量の測定はシルバー人材センターに委託する。6カ所を月曜から金曜まで毎日測定するほか102カ所での臨時測定もあり、職員の負担は重い。民間業者から見積もりを取ったところ、放射線技師が携わることなどから数千万円もかかることがわかった。シルバー人材センターであれば市と契約関係にあり、時間単価が安いうえ、測定場所の小中学校に出入りするのに信頼感も持たれる。2人で1回、2時間回ってもらう予定だ。
 ▽敬老祝い金見直し (今年度から77歳の敬老祝い金が廃止された。新年度予算案は1人1万円を贈る88歳が853人、5万円の100歳は51人を見込む)次の見直しは88歳の人が1千人、100歳の人が100人に達する時が基準になると考えている。