神奈川県座間~海老名 相模国分寺などを歩く

イメージ 1
 西東京市ウオーキング協会の9月例会は29日、小田急線座間駅から星谷寺(しょうこくじ)、相模三川公園、相模国分寺跡、伊勢山自然公園を経て、海老名駅で解散する約10キロのコースで行われた。
 気温25度を超える夏日となることが予想される中、43人が参加。座間駅の北、星谷寺では「星の井戸」などこの寺の七不思議を探した。ここから相模三川公園への道では、刈り取った稲のはさ掛けともみを落とした稲わらの「たこ干し」に昔ながらのコメ作りを懐かしんだ。堤防の散策路は、川との間に川が見えないほど草木が生い茂っていたり、工場や野球場があったりして、水音を身近に感じられないのは惜しまれる。
 公園で昼食をとった後、約30分で国史跡の相模国分寺跡に到着。草原の上に礎石を再現した七重の塔跡で、この場所が国分寺では珍しい法隆寺と同じ伽藍(がらん)配置であることなどの説明を、海老名市立郷土資料館の職員から聞く。道を隔てた資料館では平安時代の創建時の塔のものとされる、金張りが残る銅製水煙などを見た。
 七重の塔を小さくしたレプリカは海老名駅前の広場に建てられていた。ターミナル駅周辺の華やかさに田無駅ひばりヶ丘駅周辺との違いを感じる人は多かったようだ。(下の写真は七重の塔跡と海老名駅前の塔のレプリカ)
イメージ 2イメージ 3