東大の西東京キャンパス、観桜会に開放

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 西東京市内で指折りの桜の名所、東大生態調和農学機構(緑町1)の正門通りが4月5、6の両日、一般開放され、家族連れなどが訪れた=写真。
 東大が2000年から桜の開花時の土・日曜を開放している。正門付近から約200メートルにわたり、樹齢約70年から約40年のソメイヨシノ27本が並ぶ。環境関係の市民活動団体でつくる観桜会実行委員会などが協力している。
 今年の桜は観桜会の数日前に満開となり、期間中は散り始めながらもボリューム感を保った。初日は約1400人が訪れたが、2日目はにわか雨など不安定な天候もあり、人出は伸び悩んだ。
 東大関係者は、桜の古木に枝折れなどの危険があり、早い時期に植え替えが必要としている。しかし、用地売却の見通しや市の対応がはっきりしないため宙に浮いた状態という。