<西東京市議会>市庁舎駐車場料金 来年度一部見直しを示唆

イメージ 1 一般質問2日目の18日は自民党市議団8人のうち6人が質問に立った。有料化した庁舎駐車場=写真は田無庁舎=について丸山浩一市長は来年度の一部見直しを示唆した。
 
 庁舎駐車場は市の収入確保と混雑緩和などを理由に平成24年2月から有料化された。午前8時から午後10時までの場合、30分ごとに200円かかるが、庁舎や周辺公共施設の利用者であれば1時間まで無料。しかし、市主催の研修会や審議会では1時間を超えることが多いため市議会でも改善を求める声が出ていた。
 
 この日は稲垣裕二氏が市の対応をただした。丸山市長は、駐車スペースが十分でないなどの課題があるとしながらも、「市民要望と所期の目的を踏まえてどのような見直しが必要なのか、また現在の契約の下でどこまで見直しができるかを駐車場運営事業者と話し合い、来年度中に見直しの結果を反映できるよう検討していきたい」と述べた。
 
 市はこのほか、ひばりヶ丘駅北口にエレベーターやエスカレーターを設置するバリアフリー化について、整備主体の西武鉄道との協議の中で「条件が整えば最短で平成28年度の整備工事に着手」との見通しを明らかにした。
 
 また市のホームページは、サーバーのリース期間が来年度で終わるのを機に抜本的にリニューアルすることを表明。課長級を中心とする庁内検討委員会と若手職員による作業部会を設けて庁内横断的に検討を進めている。災害情報の専用ページを設けるほか、市民はもちろん市外の人にも西東京市の魅力や特色が伝わる内容とし、利便性も向上させるという。
 
 スマートフォンなどのアプリケーション活用策でも若手職員によるプロジェクトチームを発足させた。防災の分野を皮切りに来年度の導入を目指している。