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庁舎間バスはおおむね1時間に2往復している。利用できるのは職員とどうしても両庁舎に出向かなければならない市民に限られているが、利用者が慢性的に少ないなどの実態から、議員の中にも「弾力的な運用を検討できないか」との声が出ていた。
この日の委員会で市側は関東運輸局から、「庁舎間バスの市民利用の拡大は重複する民間バス路線だけでなく、市内全体の路線バス運行にも影響を与え、民間バスの路線維持ができなくなる恐れがあるため実施すべきではない」との見解が示されたと述べた。
この見解に基づき「現行の範囲内で運行を継続したい」と述べ、かつて一部の健康診断事業で市民に利用してもらったような別目的での利用は今後行わない考えを明らかにした。