ほっとネット推進員研修会 地域の社会資源を探す

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 西東京市の「ほっとネット推進員」の研修会(基礎編)が79日、田無総合福祉センターで開かれた。市社会福祉協議会の主催で、16人が参加した。(写真はグループ発表)
 
 ほっとネット推進員は、自分が暮らす地域でちょっと気になることや人を見つけたら、解決してもらえそうな機関に連絡したり相談したりするのが役目。研修を受けると登録される。相談する先がわからないときなど「なんでも窓口」となる地域福祉コーディネーター4人全員も顔をそろえた。
 
 研修会は、ほっとネット推進員の役割そのままに「地域を知る~みつける、つなげる」というテーマのもと、一人暮らしの高齢者が家の中にごみ袋をためているのを見つけ、片づけから地域の人たちによる見守りまで進んだことなど具体的な事例を地域福祉コーディネーターが話した。
 
 障害の種別を問わない相談窓口の名称を問うなど「地域資源」にまつわるクイズでは、ほっとネット推進員の登録人数をずばり236人と答えられた人は1人だった半面、自分の住む地域包括支援センターの名称は全員が正しく答えた。
 

 地域資源についてはグループ別に話し合いを深めた。少なくなる自治会・町内会に代わる活動や団体、あるいは自分が行っているか知っている地域活動・団体について発表があり、資源の豊かさを確かめ合った。