東京大の西東京フィールドで8月12日、約2500本のヒマワリ畑と中に作られた迷路が一般公開され、家族連れなどが続々と訪れた。
種まきの日が早かったことや記録的な猛暑日続きから満開の時期をやや過ぎ、ほとんどの花はうつむき加減。それでも30人余りが開場を待ち、迷路の通り抜けに挑戦したり、大輪にカメラを向けたりした。
出入り口のある南北約50メートル、東西約20メートルのヒマワリ畑には、農場が東京・駒場から現在の地へ移って80年になるのを記念して、「8の字」を多く組み合わせた迷路が作られた。「こっちは行き止まり」「また間違ったね」と親子の楽しむ声が響いた。
ヒマワリ栽培は東大生態調和農学機構と西東京市が市民に食や資源循環について考えてもらう共同事業。今年は33人が参加しており、9月に収穫し、10月に種から油を絞る。
一般公開は28日まで(土日月曜は休み)。入場は午前9時半~午後4時。