戦後の新聞記事探せます 図書館が新サービス

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 西東京市は、戦後から当日までの朝日新聞の記事を図書館のパソコンで読めるサービスを始めた。
 
 朝日新聞社公共図書館大学図書館向けにインターネットで提供する記事データベース「聞蔵(きくぞう)Ⅱビジュアル」を、中央図書館、保谷駅前図書館、柳沢図書館、ひばりが丘図書館のいわゆる駅前4館で利用できるようにした。
 
 このほど中央図書館で使い方の講習会=写真=があり、2日間(12回)で18人が受講。その日の朝刊の見出し一覧から読みたい記事を選んだり、キーワードを入力して記事を探し出したりした。
 
新聞記事データは、戦後の1945~1989年は縮刷版のみが表示されるが、それ以後は横書き記事か新聞にレイアウトされた通りの切り抜き記事かを選べる。新聞のほか、AERA(アエラ)や週刊朝日、現代用語辞典「知恵蔵」などのコンテンツも利用できる。ただ記事を紙に印刷して出すことはできない。
 
図書館職員は「自分史を書きたい人には便利ではないか」と話す。
 
インターネットを使えるパソコンは各館に2台ある。当面は1人しか使えないため利用時間は30分間とするが、待つ人がいなければ延長できる。